先日新聞配達バイト4回目の出勤をした。
その日は配達ルートの後半を店主のあとについて説明を受けながら回った。
順路帳という、配達先の家が配達順に載っているリストがあって、これに配達先同士の位置関係やポストの場所をメモする作業をおこなったのだ。
それが完了したので、翌日の出勤は無しで、その代わりに自宅で、順路帳を実際の配達の時に使う耐久性の高い紙に清書してくるよう指示を受けた。
清書をするにはちょっと説明を聞き洩らしたところがあったりして不安だったので、帰宅後に自転車で回ってみることにした。
やはりメモに不十分なところがあって、次の配達先がなかなか見つからないという場面が何度かあったが、それでも時間をかけたらなんとか全部回ってくることができた。
一度昼食のために自宅に戻ったが、合わせて4時間ぐらいかかって大変だった。
でもおかげでかなりルートがクリアになったと思う。
だんだん霧が晴れていくような感覚は楽しかった。
これで不安が解消された。
なんとか新聞配達がやっていけそうな気がしてきた。
後日、順路帳の清書も完了した。
次の出勤では清書した順路帳を見ながら原付で配達ルートを回り、ちゃんと回れるか、ポストの位置は把握できているか等を確認する。
そのあとはいよいよ実際に新聞をもって配達に出ることになりそうだ。
最初は店主に付き添ってもらい、問題なければようやく一人で回れるようになる。
だんだんゴールが見えてきた。
最初は不安だったが、新しいことができるようになるのは結構楽しいものだと思った。
