ラオスではもち米を主食にしているそうです。
ラオスは、中国、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマーに接するインドシナ内陸部の小国で、伝統的にモチ米を常食する人びとの国である。とくに地方の山地部に住まう少数民族のなかには、一年三百六十五日、一日三食モチ米を食べる人びともめずらしくない。
佐藤洋一郎『米の日本史―稲作伝来、軍事物資から和食文化まで』
自分でも試してみたくなったので今日の昼食はもち米を蒸して主食にしてみました。
もち米を蒸す
もち米は通常蒸して食べます。
蒸し方は赤飯の作り方を調べて参考にしました。
もち米の量は1合で手順は次のとおりです。
- まず一晩水につけたもち米を水切りする
- 次に濡らした蒸し布をしぼってせいろにのせ、もち米をひろげる
- 蒸気の上がった鍋にせいろをのせて10分蒸す
- 50mlほどの水をもち米に振りかけてしゃもじで混ぜ、10分蒸す
- もう一度同量の水をもち米に振りかけてしゃもじで混ぜ、さらに10分蒸す
- 完成
うるち米の1合よりカサが少ないように感じます。
おかず
ラオスの料理は全く知らないので、おかずは普通です。
もち米を食べることに決めたら、妙に肉が食べたくなったので、豚こまとピーマンをごま油で炒めて醤油で味付けしたものを作りました。
それから小松菜と油揚げの味噌汁。
食べた感想
ようは赤飯から小豆を抜いただけなので、赤飯好きの僕にはとてもおいしく感じられました。
うるちの白米はあんまりおいしいと思えなくて、食べる時は麦やいもを混ぜることがほとんどなのですが、もち米は米だけで蒸しても満足できました。
現地ではどういうおかずで食べているんでしょう?