昔の食事を再現してみた

昔の食事を再現してみた

そばけもち(そばがき)を作ってみた。

「そばけもち」(そばがき)も冬の夜の日常食である。そば粉に水を加えながら火にかけて、少し固めに練りあげる。熱いところを、家によっては大根おろし醤油をつけたり、ねぎ味噌をつけたりして食べる。けもちのときには、じゃがいも、にんじん、ねぎ、などの
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「こっけえ」を作ってみた。

昔は朝にご飯を2食分まとめて炊くところが全国的に多かった。残ったご飯は昼食にそのまま食べることもあったが、水や湯をかけたり、朝食の残りの味噌汁と一緒に煮て雑炊にしたりして食べることもあった。昼にご飯が足りない時は味噌汁に小麦粉や米粉を水で練
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大根かて飯と納豆汁を作ってみた。

岩手県ではかつて、農閑期である冬には大根を混ぜたご飯(大根かて飯)を食べて米や麦を節約し、農作業のある春から秋は麦飯を食べて高いエネルギーを得るという食習慣が行われていました。なかでも紫波郡志和村(現紫波町)では米・もち粟・大根を混ぜたとい
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ひえろうすいをまた作った(徳島県那賀町の昔の食事を再現)

『聞き書 徳島の食事』を参考に大正のおわりから昭和のはじめにかけての徳島県木頭村(現那賀町)の冬の夕食を再現してみました。本によると献立はひえ飯味噌味のひえろうすい(ひえ・ずきいも・しいたけ・ねぶか・菜っぱ入り)干し大根の煮菜漬けだいこ・梅
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ひえろうすいを作った

『聞き書 徳島の食事』によると、ひえろうすいとは徳島県で食べられていたひえ入りの味噌汁のようなもので、「ろうすい」とは「ぞうすい」のなまったものだそうです。これを暑い夏以外は、夕飯に味噌汁がわりとしてよく食べたということです。おもしろそうだ
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そうめん汁を作った

大正のおわりから昭和のはじめごろの食事を聞き書した「日本の食生活全集」シリーズを読んでいると、そうめんを味噌汁や醤油の汁にいれて食べる地域が全国にあります。ご飯が足りない時などに作ったようです。今回は『聞き書 徳島の食事』を参考に現在の阿波
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丸麦100%の麦飯を炊いてみた。

前回丸麦と米を半々で麦飯を炊いてみました。これはかなりうまかったです。それでは丸麦だけで炊いたらどうだろう。さすがに食べにくいだろうか。と気になったのでやっていました。丸麦の2倍弱の水で炊飯器を使って普通に炊きました。かなり茶色いです。この
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丸麦を買ったので麦飯を炊いてみた

Amazonで丸麦を買いました。ももたろう印の岡萬というところの950g500円のやつです。8分づきの米と半々で炊いてみました。米の白と丸麦の茶色のコントラストがきれいでうまそうに見えます。胚芽も結構残っていて、栄養面でもよさそうです。昭和
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ひえ飯(ひえ・麦・小豆)を炊いてみた

今回は『聞き書 徳島の食事』を参考にひえ7割、麦3割、それに小豆を混ぜたご飯を炊いてみました。那賀町の蝉谷というところで食べられていたそうです。麦は実際には裸麦の丸麦だったそうですが、近所のスーパーでは買えないので、押し麦を使っています。ひ
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三穀飯(ひえ・米・麦)を炊いてみた

前回『聞き書 岩手の食事』を参考にひえと米が1対1のひえ飯を炊いてみました。麦を入れることもあるという記述もあったので、試してみることにしました。ひえ・米・押し麦を等量ずつ混ぜて炊きました。麦は大正末から昭和初期も押し麦を使っていたとのこと