昔の食事を再現してみた

餅つき機でこわ餅を搗いた

あわ餅を搗いた次の日に今度はこわ餅を搗きました。

こわ餅は、もち米にうるち米を混ぜて搗いた餅です。

地方によって呼び方はいろいろあるようですが、愛知県出身の祖母はこわ餅と呼んでいます。

どちらかといえば、日常食よりの餅だと思います。

こわ餅を搗く

もち米とうるち米を1対1で搗きました。

手順は

  1. もち米とうるち米を一晩水にひたす
  2. ざるで水を切る
  3. 両方の米を合わせて餅つき機で蒸す
  4. 餅つき機で搗く

できたのがこれです。

あんまりキレイにできませんでした。

うるち米が入っているせいで搗くのにかなり時間がかかります。

最後の方は完全に冷めて固くなってしまいそれ以上搗けなくなったので、まだ粒が残っているようにみえたけど終了せざるをえませんでした。

あわ餅が、のし餅にしてから焼くと劇的においしくなったので、この失敗のように見える餅も焼けば食べられるだろうと思いながらのし餅にしました。

のし餅を焼いて食べる

あわ餅同様フライパンで焼いて、しょうゆをつけて食べます。

味噌汁に高野豆腐を入れたため、汁がなくなって煮物みたいになっていますが、今回はそれは置いておきます。

のし餅にして切ると搗きたての不格好な状態とは打って変わって餅らしくなりました。

焼くともち米が半分とはいえ意外とふくらんで、適度にのびもあります。

搗きあがった時は完全に失敗だと思ったのに、ちゃんと食べ物になっています。

むしろ普通の餅がそれほど好きではない僕はこっちのほうがおいしいと思いました。

うるち米だけで作るきりたんぽと普通の餅の中間ぐらいの食感で、ちょうどよかったです。

おわりに

祖母に食べてもらったら、あわ餅と同じように子供のころ食べたのと同じ味だと言っていました。

できてすぐは失敗だと思ったけど、これでよかったみたいです。

うるち米が入っている以上、米粒が残るのは当たり前だと分かったので、次に搗くときは粒が残っていても早めにひっくり返すなど、全体がむらなく搗けるように手助けしながらやりたいと思います。

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